NEC、オフィスやデータセンターの”電力見える化”に最適な「スマート分電盤」を発売

 NECは、オフィスやサーバルーム、データセンターなどの”電力見える化”に最適な「スマート分電盤」を2012年4月16日より、販売開始した。
 同製品は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと共同開発したインテリジェント分電盤をベースに商品化したもの。

 同製品は、業界トップクラスの最大誤差3%以内の高精度で最大24箇所の電力量を計測できる「スマートコントローラ」を内蔵し、企業のオフィスやサーバルーム、データセンター内の電力使用量を短期間でリアルタイムに”見える化”する。

 今回発売されたスマート分電盤の特長は、以下の通り。

1.「スマートコントローラ」を内蔵

  •  業界トップクラスの最大誤差3%以内の高精度で、最大24箇所の電流や電圧などを計測できる「スマートコントローラ」を内蔵。これによりオフィスの照明や空調機などの系統別、サーバルームやデータセンターのラック単位など、電力使用状況をきめ細かく把握可能。
  • 「スマートコントローラ」と小型ブレーカを分電盤に組み込み、電流、電圧計測用のセンサを予め設置。「スマートコントローラ」とセンサ間を配線した一体型で提供。これにより、分電盤にセンサを後付けで設置する場合に比べて、設置工数を半減。
  • TCP/IPネットワークの通信プロトコルに準拠しており、インターネットなどを介して計測データのやりとりが柔軟に行える。また、各種センサとの接続も可能(オプション)であり、様々な外部センサ活用ニーズへ柔軟に対応。
  • なお「スマートコントローラ」は、単体での販売も行う。

    2.ソフトウェア連携

  • エネルギー見える化システム「Ecoの森(TM)(別売)」や運用管理ソフトウェア「WebSAM(別売)」等の同社製品に加えて、サードパーティ製品とも組み合わせることが可能。
  • ソフトウェアとの柔軟な連携により、オフィスやデータセンターの使用電力量をリアルタイムに見える化でき、かつ容易に一元管理が可能。
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    2012年4月30日 | コメント/トラックバック(0) |

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