日産、リーフと電力供給システム”LEAF to Home”をセットで250台無償提供

 日産自動車株式会社は、大阪府、大阪市と共同で、電力供給システム”LEAF to Home”を活用した節電対策「日産リーフで節電アクション」を実施し、安定的な電力需給に貢献すると発表した。

 同社は、電気自動車「日産リーフ」とニチコン株式会社が開発した”EVパワーステーション”を、大阪府、大阪市の官公庁施設に50台、大阪府内の民間向けに200台、合計250台をセットで無償提供する。
 民間向けについては、大阪府在住者(介護指定事業者や一般企業の法人を含む)を対象に希望者を募集する。

 なお、日産リーフの無償提供は2012年度末(2013年3月末)までとなる。

 電力供給システム”LEAF to Home”は、「日産リーフ」に搭載している駆動用の大容量リチウムイオンバッテリーから電気を供給するシステムであり、夜間電力や太陽光発電を使って「日産リーフ」に充電し、蓄えた電気を日中の電力需要が高まる時間帯に使用することで、電力消費のピークシフトに貢献する。さらに、停電時や非常時などには、バックアップ電源としても活用が可能。

 日産は、今後も電力需給対策が求められる地域を中心に、 “LEAF to Home”活用による節電対策の支援を行っていくとのこと。

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2012年7月5日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ニュース

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