東芝、消費電力45Wで冷暖房(涼風/保温運転)できるルームエアコンを発売

 東芝は、2013年向けルームエアコンの新製品として、RAS-402EDRをはじめとする大清快VOiCE EDRシリーズ 9機種を10月下旬から順次発売すると発表した。

 新製品RAS-402EDRは、同社独自のデュアルコンプレッサーにより、「涼風」と「保温」運転時に業界トップクラスの0.2kWの最小能力で冷暖房運転が可能で、消費電力は最小55W(一部機種では最小45W)、電気代は1時間当たり約1円となる。また、人の位置と動き・天気・明るさをセンサーで検知する新搭載の「ecoモード」により、自動で運転時の電気のムダも省く。

 さらに、吹出し口を室内機の横幅一杯に広げた「全幅ワイドルーバー」により、室内機を中心に広角180°、到達距離20mの気流を実現し、リビングルームなどの広い空間でも、気流がすみずみまで届きやすくなっている。
 加えて、外気温2℃での暖房能力を業界トップクラスの8.3kWにまで向上しており、10年前の同社の同等機種に比べて、暖房能力が約20%向上している。温風吹出し時間が約1分の「ダッシュ暖房」も可能。

 ボイスコントローラによる音声操作では、新たに電気代も音声で通知可能になっており、室内機の「リアルタイムモニター」に表示する消費電力と共に、電力の見える化を促進している。

 また、東芝のホームITシステム「フェミニティ」と接続することで、スマートフォンでの運転状態の確認、運転/停止、温度・湿度などの操作が可能になっている。「フェミニティ」と同様、HEMS構築のための公知の標準インターフェースであるECHONET Liteに対応予定とのこと。

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2012年8月30日 | コメント/トラックバック(0) |

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