積水化学、HEMS利用実態調査を発表 – 9割以上が節電・節約を実施
積水化学工業株式会社と同社調査研究機関である株式会社住環境研究所は、「スマートハイムナビおよびスマートハイムFANサイトの利用実態調査」を共同で実施し、その結果を公表した。
今回の調査は「スマートハイム」発売から1年を経過し、スマートハイムナビ、スマートハイムFANがどのように利用されているのか、どう評価されているのかを調査したもの。
調査結果のポイントは以下の通り。
●ナビ・FANの利用頻度、約6割が「週に1回以上」
スマートハイムナビの利用頻度は、「ほぼ毎日」19%、「週に数回」41%で60%が週に1回以上利用している。スマートハイムFANも、「ほぼ毎日」が12%、「週に数回」が45%で、6割弱が毎週1回以上の利用となっている。
●利用者の9割が節電・節約
スマートハイムナビ設置邸では、「節電・節約に努めるようになった」63%、「やや節電・節約に努めるようになった」29%、「変わらない」7%で、9割以上が節電・節約するようになったとしている。
●ナビ・FANの機能で節電を促進
節電を促進する機能としては、「スマートハイムナビの見える化機能」が65%と高く評価されており、月1回配信する電力使用実績メールも「必ず見ている」51%、「まあ見ている」31%と見える化機能の閲覧を促している。
●今夏の節電意向、ピーク時間帯で97%
今夏も電力不足の懸念から節電が求められているが、スマートハイムナビ設置邸では、電力消費のピーク時間帯である午前9時~午後5時に「かなり節電する」55%、「まあ節電する」42%と回答しており、97%が節電する意向。
●高まる蓄電池への関心、1年前より12ポイントアップ
蓄電池への関心は、「かなり関心がある」46%、「ある程度は関心がある」50%で、96%が関心を示しており、かなり関心があるは1年前に比べて12ポイントも上昇している。
同調査の実施概要は以下の通り。
調査目的
スマートハイムナビ、スマートハイムFANサイトの利用実態の把握
調査対象
2011年10月~2012年5月初旬までにスマートハイムナビの使用を開始したセキスイハイム太陽光発電システム採用邸
調査地域
全国
調査手法
郵送アンケートとウェブアンケート
調査期間
郵送アンケートが2012年6月7~23日、ウェブアンケートが6月6~18日
有効回答
郵送アンケート1013(回答率66%)、ウェブアンケート391(回答率25%)
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2012年8月4日 | コメント/トラックバック(0) |
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