NEC、ピークシフト機能付きデスクトップなど節電機能を強化したビジネスPCを発売
NECは、昼間の電力ピーク時にバッテリからの電源供給に切り替えて節電する「ピークシフト機能」を従来のノートPCに加え、NECとして初めてデスクトップPCにも搭載するなど、節電機能の強化および高速起動に対応したビジネス向けデスクトップPC「Mate」およびノートPC「VersaPro」計11タイプ31モデルの発売を開始した。
新製品の主な特長は節電機能の強化と高速起動への対応の2点となっており、概要は以下の通り。
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1.節電機能の強化 ~ ピークシフトをより効果的に実現 ~
- デスクトップPC「Mate」で「ピークシフト機能」対応
「MateタイプME」でバッテリ内蔵を選択可能とし、デスクトップPCでも「ピークシフト機能」に対応可能となった。さらに予め設定した時間にECOモードに自動切り替える、スケジュール設定も可能なため、これらを組み合わせて使うことで、より効果的な節電が可能。 - 電力使用率に合わせて自動節電
電力会社の電力使用状況の情報と連動し、電力使用率が上がると自動でECOモードやバッテリ動作に切り替わる設定が可能。 - ランダムピークシフト機能
複数台のPC運用時に各PCの「ランダムピークシフト機能」をオンにすることで、指定された時間の範囲で、各PCごとにランダムにシフト時間が設定されピークシフトを行う。一定規模以上のPCを管理する場合、PCの入れ替えや引越しがあっても、個別の管理や設定が不要となり、全体としてのピークシフト対応が可能。
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2.高速起動へ対応
- インテル(R) スマート レスポンス テクノロジー
「Mate タイプME」と「VersaPro タイプVD」で、高速起動・高速レスポンスを実現する「インテル(R) スマート レスポンス テクノロジー」を搭載可能。キャッシュとしてSSDを使用し、HDDの読み込み速度を向上させることで、起動時間を非搭載時と比較して約30%短縮し、ファイルの読み出しも高速化するなど、業務のスピード向上を可能にする。 - クイックパワーオン機能
全ての新製品で、高速起動を実現する「クイックパワーオン機能」を搭載。独自の処理でパソコンを終了し、次回電源ONの時に通常より高速起動させることが可能。
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2012年5月25日 | コメント/トラックバック(0) |
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